炎症性腸疾患(IBD)
今年で18歳になる下の猫ですが、体調悪くなり病院へ連れていったところ炎症性腸疾患の可能性が高いそう。
エコーでみてもらったら腸がパンパンに腫れていました。
去年の11月に体重減少、食欲不振で体調悪くなり検査したところ、
腎不全発症、そして腸が少し腫れているように見えるため、自宅での皮下輸液開始。
前半はステロイド込の皮下輸液毎日、ラプロス1錠とメルカゾール1/4毎日、
後半は薬なしの皮下輸液毎日、ステロイド半錠を一日置き、ラプロス1錠とメルカゾール1/4錠を毎日飲ませていました。
それが、今週水曜日あたりから様子がおかしくなりました。
鳴き声がか細くなり始めました。
ただ食欲はあったのであまり気にせず。
そして昨日、食欲が少し落ちてきたかな。
と思いつつもそれなりに食べていたのですが
夜から食べなくなり、嘔吐。
そして深夜、悲鳴のような鳴き声とともに嘔吐。
朝起きるとさらに数回嘔吐した形跡がありました。
何も食べなくなり、水も飲めなくなりました。
好きな食べ物を持っていっても受け付けず。
また水を飲みたそうにしているので水のある場所へ連れていってもギリギリのところで飲まず。
食べない。飲みたいのに飲まない、飲めない。
やばいなぁと思い今朝病院へ連れていきました。
腎臓の数値は皮下輸液のおかげか正常に近い数値になっていました。
恐らくは腸の炎症が元々あり錠剤のステロイドが吸収されず、
かつ腸は腫れていき今回の症状が出てしまったのでは。とのこと。
それからもう一つはメルカゾール。
以前検査したときに甲状腺ホルモンの数値が正常値内であったものの前より数値が高くなっていたため1/4を飲ませていたのですがこれも原因の可能性あり。とのこと。
食べることも飲むこともできない状況だったため、
皮下輸液にプラス抗生物質、吐き気止め、ステロイドを皮下投与。
午後には食欲復活、水も飲めるようになりました。よかったー!
とりあえず、今日もらってきたステロイド入りの輸液パックで皮下輸液を行い
1パック終わったら一日置きにするのか先生に相談しつつかなと思います。
2月1日追記。
軟便ではなく硬い便も出て嘔吐もなくなり、
食欲も戻っているのでひとまずこれで大丈夫とのこと。
メルカゾールの投薬は中止し、
ステロイド込とステロイドなしの皮下輸液を交互に毎日、錠剤はラプロス1錠毎日へ変更となりました。
これでよき状態が続くといいなと思います。
ちなみに自宅での皮下輸液は
猫が寝てリラックスしている状態が多い夜にしています。
初めての皮下輸液の時、針を刺すまでにかなり時間がかかったのを覚えています。
自分の血液検査で針が刺される瞬間から抜くまで見ることができないのに刺す側になれるのだろうか。と思っていましたができました。笑
慣れてはいないけれど、刺す時は躊躇せず刺します。
病院で練習し教えてもらった通り、説明書通りにやります。
猫のほうはゴロゴロ鳴らしながら寝ていて
嫌がる感じではないので、精神的に楽なのもあり毎日続けられています。
上の猫(今年で19歳)は、何年も前に甲状腺機能亢進症を発症しているので、
メルカゾール1錠、ラプロス1錠、抗生物質アモキクリア1/6錠を毎日、ステロイド1/6〜1/8錠を一日おきにエナジーちゅーるで飲ませています。
ステロイドはいつの頃からか耳の後ろをかいて傷ができてしまうため、これを防ぐための投薬になります。
以前は傷が治るまではステロイド、治ったら徐々に量を減らしやめていたのですが、
やめてしばらくするとまた同じ箇所をかくようになり
再度傷ができステロイド治療とこれが4回くらい続いたかな。
耳の中に汚れが溜まりやすいので、これが原因かもと思い、
同時進行で耳掃除も先生にしてもらい、かつ耳の汚れを出す薬も定期的に自宅で行っても効果がないため、
試しに治ったあとにステロイドを一日置きで続けてみたら症状がでなくなったので先生と相談し継続しています。
抗生物質についても、ステロイドと同じような感じで
過去何度かやめた途端体調悪くなるということを繰り返したので継続中。
先生も不思議だ不思議だーと言っているのですが、私も不思議であります。
やめるとなぜか白血球の数値がものすごいあがり急激に体調が悪くなるのです。
歳と体質なのかしら。若い時は薬も必要なかったしね。
上の猫の薬は全て錠剤なので当初はどうやって飲ませたらいいか、
ネットで検索し試して失敗したりしながらエナジーちゅーるに辿り着きました。
薬入りでも問題なくなめてくれるので、上の猫へも楽に投与できています。
下の猫はちゅーる自体がそれほど好きではないので、錠剤の投薬は別の方法になります。
HFカプセル5号に錠剤を入れて下の猫が好きな
1袋5本入り いなば チャオ 焼かつお 高齢用をほぐし薬入りのカプセルを覆って食べさせます。